二世帯リフォーム
家族も家も明るく快適に!
親子三世代で住まう家
BEFORE
家族が増えることから考え出したリフォーム。
築50年で老朽化も進み、近くに大きな河川があり、過去に数回の床下浸水の被害にあっていたため、床の傷みもありました。
長年住み継いだ家なので、できれば壊したくない・・・。
親世帯と同居で手狭になり部屋数が足りない、子供部屋をそろそろ確保したい、駐車スペースがない・・・。
など、多くの悩みを、どうにか解消したいというご要望がありました。
AFTER
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Living / Dining / Kitchen
北欧テイストな色合いで明るくさわやかなLDK
とにかく明るく、風が通るリビングにしたい!とのご要望で、今までは部屋に囲まれて昼間でも電気をつけた生活から一転、LDKすべての面に窓を設けました。
直接光、風が取り入れられ、明るく開放的なリビングとなりました。
14帖と決して広くないLDKを内装、家具を明るくし、清潔感のある北欧調としたことで、空間に広がりを演出しました。 -
Japanese-style room
モダンなタタミコーナー
「小さくても畳が欲しい。」とのご要望があり、
これまでのお茶の間スタイルを残し、
4.5帖のタタミコーナーを設けました。
居間としても客間としても、
子供のお昼寝スペースなど多様に対応できます。
間仕切り建具をあえて入れないことで、リビングとの一体感も生まれ、広がりが感じられる空間となりました。
またブルーのアクセントを壁紙に使うことで
床の間に存在感が生まれました。 -
Kitchen
家族を見守る対面キッチン
今まで居間に背を向け、窓も小さく暗く孤立していたキッチン。
シンプルにI型・対面式のスタイルとし、リビングを見渡せるように。
二世帯同居で2人並んでも狭くないように背面をゆったりさせ、作業しやすくしました。
とにかく明るさと清潔感を意識し、扉カラーはホワイト鏡面、窓は2ヶ所設け、吊戸棚を無くすことで明るく広がりのある、風通しのよいキッチンとなりました。 -
Utility room
家事ラク!水回り動線
二世帯で共有する水回りスペース。
以前はバラバラの場所で不便だった水回りをキッチン横に集約させ、
家事動線の良い間取りに。
洗面脱衣室横にサンルームも設けて、
「脱ぐ・洗う・干す」が一連の流れで行えるようになりました。 -
Stairs
急で上りにくかった階段
狭くて急だった階段は、明るく上りやすい階段に。
架け替える位置にもこだわり、比較的中央に廊下、
階段を配置することで他の部屋を介せず行けるようになりました。 -
Living
シックなプライベートリビング
1階の明るいイメージから一転、ウォールナットを採用し、
落ち着いたシックな趣きのある空間に。
寝室と隣接させることで動きやすく、寛げるリビングとなりました。 -
Storage
小屋裏物置
暗くて入りにくかった小屋裏。
歴史のある梁はあえて隠さず見せることに。
明るく入りやすい収納部屋としました。
2階リビングに隣接しているので
将来的には趣味のスペースとしても活用できそうです。 -
Kid's room
明るくPOPな子供部屋
子供が小さいうちは・・・。と、あえて仕切らず広い空間に。
壁一面には勉強部屋として集中力を高める効果のある水色を採用。
床をライトカラーにすることで、
子供らしい明るくさわやかな空間となりました。
お客様のこだわりポイント
玄関脇の土間スペースを減築し、駐車スペースを確保しました。
屋根を残すことで、インナーガレージ風に、
車だけではなくサイクルポート、
DIYスペースとしても活用できるようになりました。
暗かった居間を北欧調のインテリアにしたことで、明るく開放的なリビングなりました。 またキッチンを対面式にすることで、家族とコミュニケーションをとりながら調理をすることが可能にし、吊戸棚をなくすことで、広々とした印象になりました。
家事がラクになるように間取りや収納、動線に配慮しました。
キッチンは二世帯同居のため、2人並んでも広々と使うことができるように。
洗面脱衣室横のサンルームは掃出し窓を設け、天気の良い日は外干しもできるようにし、家事ラクを実現させました。
- 仕切りを取り去り、広い空間に
- 上下で住み分けで快適に
- 片付けやすい収納
リフォームのポイント
昔ながらの田の字型の間取りで、
茶の間の日当たりが悪く、
プライベートが保ちにくい家でした。
完全分離型の二世帯でなく、
共用部分を多くすることで、コストも抑えられ、
2階に若世帯専用のプライベートリビングを
設けることで、適度な距離感を持ちつつ
気遣える間取りを提案。
収納は各適所に、奥行き、棚の段数などを考慮し
片付けやすさを重視しました。
お客様の声
住み慣れた我が家はできれば壊したくない、リフォームで住みやすくなるのであれば、という思いから相談。
市からの補助金制度があるとお聞きし、「どうせリフォームするのなら・・・」と、耐震改修、全面改修の運びとなり、そして減築することで、駐車スペースもできるというところが、今回のリフォームの決め手となりました。
おかげで暖かく、過ごしやすい快適な住まいとなりました。
暗かった居間も日中は明るく、風も通り、気持ちよく過ごせます。
施工情報
施工内容 | 二世帯リフォーム | 構造 | 木造軸組工法 |
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工事面積 | - | 工事金額 | 2,000万円前後 |
築年数 | 50年 | 工事期間 | 187日 |
工事場所 | 全面改修(耐震工事) |
担当からのコメント
御両親が違和感なく過ごせるように、
使い慣れたポイント(寝室、サンルーム位置など)は極力変えず、
一番不便だった水回り位置をみんなが使いやすくなるような配置に提案しました。