セカンドライフリフォーム
大規模減築で平屋に大変身!!
楽々間取りで老後を快適に。
BEFORE
築53年のご自宅にご夫婦二人暮らしのお施主様。
・家が大きく、使用していない部屋を持て余している。
・水回りの動線が遠く、家事が大変。
・2階を使用することが減り、物置状態になっている。
・収納が少ないため片付かない。
・老朽化でこの先が不安。
というお悩みごとからはじまったリフォーム計画でした。
AFTER
-
Kitchen
対話を大切に。
見渡せる対面キッチン。キッチンは全て見渡せる対面式に。
ハイバックカウンターのシステムキッチンは、
水はね防止やリビングからの手元の目隠しにもなり、
奥様ご満足のキッチンとなりました。
コンロ横にニッチを設け、
調味料やお玉置きなどに重宝します。 -
Restroom
広々レストルーム
ご主人のご要望で小便器は必須!
1坪のトイレは手すり設置で
将来的に介助もしやすくなりました。
小便器まわりはお掃除のしやすい素材を使用。
収納や棚も充実させ、内装は暖色でまとめることで
寒さを感じさせない空間となりました。 -
Entrance
つながりの良い玄関・勝手口
使用頻度の高い勝手口(内玄関)はゆったりと。
棚も充実させ、配置もシンプルに
玄関・キッチンと隣接させました。
畑仕事からも一直線に
キッチンに入ることができ、
奥様大満足の動線です。 -
Living
お客様をお迎えする欄間
扉を開けると一番先に目にする彫刻欄間。
リビングのアクセントとなっています。
従来のお座敷の続き間で使用していた物を活かし、
リビングからもいつでも眺められるように。
来客時には必ずこの欄間が
話題に上がること間違いなし! 内装は和との馴染みも良いナチュラルオークでまとめ、
温かみを感じる空間に仕上げました。 -
Washroom
使い勝手の良い
ユーティリティ・脱衣所脱衣横にはサンルームを。
適所に窓を設け明るさと風通しにも配慮。
洗面台の横は着替えやタオル、
脱衣かごが仕舞えるカウンター棚を設置。
脱衣スペースと洗濯スペースを分け
スッキリしました。 -
Bedroom
いつでも暖かいベッドルーム
これまで寒い廊下を通り、たどりついた寝室。
今回のリフォームでは廊下をなくし
リビングから直接入れるように。
トイレも隣接させました。
収納は古いタンスを処分し、
使いやすいウォークイン型のクローゼットに。
衣装ケースや布団も出し入れしやすくなりました。 -
Living
南からの光をふんだんに。
明るいリビング飽きの来ないナチュラルオークで
温かみあふれるリビング。
ダイニングにあしらったペンダント照明がマッチします。 -
Japanese-style room
昔ながらの和室を思い出に残す
新設の耐震壁を配置し、古くなった壁は塗りなおし、
襖は貼り替えのみとし、柱、天井板、建具は全て再利用。
ご先祖様の漆塗りの自慢の和室と、
欄間の持つ従来の重厚感はそのままに。
お参り時にしかお目見えしなかったお座敷が、
リビング横でいつでも使える多機能な和室となりました。
お客様のこだわりポイント
玄関壁面には既存の竹細工を埋め込みリメイク。
上がり框(※)に設けた手すりは
ロングバーとしアクセントにもなります。
※「あがりかまち」
玄関土間とホールの境目にある部分のこと。
広い玄関ポーチ。
2つの出入り口を設け、勝手口側は格子スクリーンで
目隠しとアクセントとしました。
- 補助金活用の耐震改修で、基礎の新設が必要なため、今回は曳き家(※)としました。
- 2階建てから平屋にすることで、耐震性が向上し、無駄がない、動きやすい間取りとなりました。
※「ひきや」
家引きや曳屋とも呼ばれ、建物を解体せずにそのまま移動すること。
リフォームのポイント
老後に向けて、生活に必要な部屋のみとし、無駄を省き、
リビング中心のワンルーム形式の住まいとさせていただきました。
ご先祖から受け継がれた欄間を活かし、漆塗りの仏間和室を残すかたちでご提案。
まだまだ現役で畑仕事をされているため、普段使いの内玄関は広めに、
そしてそのままキッチン→洗面→お風呂へと、部屋を介さずに行くことができる動線にしました。
老後に向けて、生活に必要な部屋のみとし、
無駄を省き、リビング中心の
ワンルーム形式の住まいとさせて
いただきました。
ご先祖から受け継がれた欄間を活かし、
漆塗りの仏間和室を残すかたちでご提案。
まだまだ現役で畑仕事をされているため、
普段使いの内玄関は広めに、そしてそのまま
キッチン→洗面→お風呂へと、
部屋を介さずに行くことができる
動線にしました。
お客様の声
近所のリフォーム見学会に出掛け、これまで漠然と考えていた改築が
担当者さんとお話しするうちに具体化し、
築53年2階建て合計9部屋の我が家を、
今は夫婦2人の暮らしに合わせた平屋の2LDKにリフォームしました。
義父の自慢のひとつだった
漆塗りの和室のみを残す大規模減築をお願いし、
エッ、こんな所まで?という細部にわたる提案と心配りにより、
魔法のように大変身しビックリです。
残した和室とLDKの繋がりは自然そのもの。
家事動線も以前とは雲泥の差で楽チンそのもの。
工事の遅れを帳消しにする、想像以上の素敵で暮らしやすい仕上がりに大満足です。
施工情報
施工内容 | セカンドライフリフォーム、減築 | 構造 | 木造軸組工法 |
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工事面積 | - | 工事金額 | 3,000万円前後 |
築年数 | 53年 | 工事期間 | 200日間 |
工事場所 | LDK・キッチン・浴室・トイレ・洗面脱衣室・和室・寝室・収納・玄関・外壁、耐震改修 |
担当からのコメント
置く家具や小物など全てお聞きし、配置もすべて計画し何度も打ち合わせを重ねました。
大規模改修で長い工期となりましたが、こちらの提案も快く受け入れていただき、
完成まで楽しく打ち合わせができました。