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2022.12.02
こんにちは!石友リフォームサービス上飯野店 インテリアコーディネーターの内藤です。
今回のコラムは、富山県富山市にございます石友リフォームサービス上飯野店よりお送りいたします。
お家でワンちゃん、ねこちゃんと一緒にお過ごしの皆様、お困りごとはありませんか?
最近、家族の一員として過ごしやすい環境を作ってあげたいという要望が多くなり「ペットリフォーム」が増えています。
今回は、「ペットリフォーム」についてお話していきたいと思います!
一緒に過ごしているとどうしても、傷、汚れ、臭いなどが気になってしまいます。その中で、それぞれの気になるお悩みに合わせたリフォーム方法があり、傷に強いクロスや臭いを軽減してくれる建材などニーズに合わせて増えています。ちょっとしたスペースを工夫することによってワンちゃん、ねこちゃんのくつろぎの空間または、遊びの場に大変身します。
これから当社の施工事例なども合わせてお悩みに合わせたポイントをご紹介させていただきます!
室内で飼っているワンちゃんは
・部屋中を自由にさせている
・基本的にゲージに入っている
・ワンちゃんが一人でお留守番の時だけゲージに入っている
等、暮らし方は様々です。
大切な家族の一員なので、できるだけご家族と一緒の空間で自由に過ごさせてあげたいと考える飼い主さんが多いかもしれません。しかし、心配なのは火や水、危険な道具を使う場所がキッチンです。リビングで過ごしていても「キッチンには入れない」という工夫があると安心です。
家族と一緒の空間で暮らしているワンちゃんが増えてきました。
「室内で自由にさせたい」という反面、「家のなかをオールフリーにするとケガが心配」という飼い主さんの声を聞きます。特に心配なのが、「キッチン」です。ワンちゃんにとっては、ワクワクするキッチンですが、危険がいっぱいの場所です。
ワンちゃんがキッチンゾーンに入らないようにする方法や、おすすめのキッチンスタイルについてご紹介します。
ワンちゃんとの暮らしでは、「キッチンをどのような間取りにするか」「キッチンに入らない工夫をどうするか」がワンちゃんの安全を守ることに繋がります。
リビングと同じ空間で区切りがないものを「オープンキッチン」と言います。開放的な空間になります。
リビングとは別の部屋にあって独立しているキッチンを「クローズドキッチン」と言います。クローズドキッチンなら別の部屋にキッチンがあるので、ワンちゃんが入って来ないようにすることができます。
オープンキッチンとクローズドキッチンをミックスしたスタイルが「セミクローズドキッチン」です。リビングとは同じ空間にありますが、キッチン部分はちょっと閉鎖された「半孤立」のような状態です。
ワンちゃんとの暮らしでは、リビングと同じ空間にあるオープンキッチンかセミクローズドキッチンがお勧めです。そしてキッチンの配置は対面式キッチンがいいですね。
クローズドキッチンは、料理中にワンちゃんと別の空間になるので、ワンちゃんの侵入はシャットアウトできて危険な目に合う心配がないかもしれませんが、料理を作る時は別のお部屋に行くので、ワンちゃんの目が届きにくくなります。料理中にも一緒の空間で過ごせる方が、ワンちゃんにとっても飼い主さんにとっても安心して過ごせるのではないでしょうか。
リビングと同じ空間にあるセミクローズドキッチンで注意したいのが、配置次第ではワンちゃんが料理中に近寄るかもしれません。壁付けタイプのキッチンは、ワンちゃんがキッチンの範囲に侵入できる事やリビングに背を向けて料理をするので、後ろから犬が近づいて来たときに視界に入りません。
そこでワンちゃんとの暮らしで、「対面式キッチン」をお勧めする理由は、「料理中にリビングにいるワンちゃんが視界に入る」「キッチン横に侵入防止ゲートを設置できる」この理由から「対面式キッチン」がお勧めです。
散歩から帰宅しても、「もっと遊びたい」パワフルなワンちゃんも多いでしょう。室内で飼っているワンちゃんは、家の中をたくさん動くので、汚れや傷、ワンちゃん自身のケガの原因など、床や壁への配慮が必要です。
愛犬にも優しく、そして飼い主さんの負担にもならないような床や壁紙、臭い対策について検討してみてはどうでしょうか。
・ワンちゃんは室内で滑りやすい
・壁紙に排泄のニオイがつくことも・・・
・ワンちゃんが壁紙に傷をつける
・体を壁に擦りながら歩き、いつの間にか汚れていることも
猫ちゃんと違って壁にガリガリは少ないワンちゃんですが、壁紙にはイタズラ対策やニオイ対策の工夫をしましょう。
ペット対応の壁紙として、耐久性や抗菌性、防汚性、消臭性に富んでいるものを選ぶのもおススメです。壁の上半分、下半分に分けて、人間の腰あたりの高さまでの壁面にクロスとは違う素材(腰壁)を貼り、傷が付いたら下半分だけを変えるという方法もあります。
犬の体臭や猫の尿の臭いは強く、次第にお部屋に広がっていきます。
家族やペットが健康でいられるように、住みやすい空気環境と湿度を保つことが重要になります。
お家と空気のトラブルを解決してくれるのはリクシル “エコカラット+”です。
“エコカラット+”は微細な孔をもつ多孔質セラミックスのことで、原料をタイル状に焼いてインテリアで使用できるように作られています。
機能性も高くインテリア性にも優れている商品です。
近年、新しくペットとして飼育されるワンちゃんの数は年々増加しています。
その大半は室内飼いですが、一般的な床材は人間用なので、ペットにとってはグリップがきかず歩きにくいものです。ですがここ数年ペット用の床材として滑りにくい床材が増えてきています。
今回ご紹介するのは「永大産業のパートナーワン」です。パートナーワンの特徴は滑りにくく、水回りに適していて、傷、へこみに強いなどペットにぴったりな仕様になっています。
この床材の滑りにくい理由は、フローリング表面にフィルムが貼ってあるので、フローリングの水の隙間がなく水や汚れがたまりにくくなっています。
約21帖の大きなLDKでワンちゃんが自由にお家の中を回遊できる空間をご提案しました。
対面式キッチンでお料理を作りながら、ワンちゃんの目が届き、一緒に暮らすワンちゃんも安心して過ごすことができます。ワンちゃんの足や腰への負担を考え、滑りにくい床材を採用しました。
一緒に暮らすワンちゃんの為に滑りにくい床材を使用し、ワンちゃんが壁で体をこする対策として腰壁を採用し、ワンちゃんの臭い対策として調湿機能やニオイ吸着力などにより空気を健やかに保つ効果があるエコカラットをご提案しました。
また、コンセントの位置を一般的には床から25cmの場所が多いですが、ワンちゃんがイタズラをするので、コンセントの高さを床から80cmで取り付けしました。
階段下を、ワンちゃん専用の場所として使用。空いた空間に固定板を付け、ワンちゃんのご飯やペットシーツ、ハーネスやおもちゃなどワンちゃんの備品を置ける場所として利用しています。
ねこちゃんと一緒に過ごしている人ならおなじみの通り、ねこちゃんはどんな高いところでもすいすいと登っていくことが出来ます。
・ダイニングテーブル
・高めの棚
・キッチン 等・・・
キッチンは作業中だと刃物を使ったり、火を使用していたりと危ない場面が多い中ねこちゃんはお構いなしに上ってきたりすることはありませんか?
また、ワンちゃんもねこちゃんもネギ系の食べ物、チョコレートなど中毒を起こしてしまう食べ物があります。料理中や食事中に誤って口の中に入ってしまうということも避けたいですよね。人間が服用している薬を戸棚に隠してあってもねこちゃんは器用に扉を開けてしまい誤飲してしまうことがあるかもしれません。
ねこちゃんは習性でどうしても高いところには登ってしまうため、ねこちゃん専用の遊び場として「キャットウォーク」「キャットステップ」を取り付けてあげることによって自分専用のテリトリーと認識して家のあちこちに登ることを防いでくれるかもしれません。
最近は多くのお家で室内飼いをされていると思います。室内は安全で危険も外に比べ少ないですが、どうしても運動不足が気になってきますよね。
キャットウォーク、キャットステップはねこちゃんの上下運動を促してくれます。自分専用の場所があるだけでもねこちゃんが安心して遊べてストレスの緩和にもつながると思います。
LIXIL 猫壁 にゃんぺき
キャットウォークいろいろ工夫できるキャットウォークがある中で比較的に取り入れやすいものをご紹介させて頂きます!
こちらの商品は、リクシルの【猫壁 にゃんぺき】という商品になります。
一見普通のフェルトが貼っているキャットステップに見えますが実はマグネットになっていてネジでの取り付けではないため、取付け位置を工事後も自由自在に変えることが可能です!ご年齢に合わせて位置や高さなど猫ちゃんのライフスタイルに合わせた形が実現できます。また、角が丸みを帯びた形状になっており、8kgの猫ちゃんが飛び乗っても大丈夫な作りになっているため安全性からも安心してご使用することができます。
にゃんぺきの形の種類は4種類あります。用途にあわせて様々な組み合わせで選ぶことも可能で、新しいものに交換したいときに個別で買い足すこともできます。
こちらを取り付ける際は、壁に専用のパネルを貼りますが、お客様が取り付けたい場所が取り付け可能か事前に調査するためご安心ください。
ねこちゃんは、自分の縄張りとしてのマーキング、爪のお手入れ、ストレス解消で爪とぎをします。爪が引っかかるところだとどこでもしてしまうため、壁、家具、カーテン、カーペットがボロボロになってしまったという経験があると思います。
また、ストレス発散でいろんなものに爪を引っ掛けてよじ登るなどあると思います。
壁
様々なメーカーでペット対応の壁紙が出ています。
ひっかき傷に強く強度も一般的な壁紙に比べ何倍もの強さを持っているものもございます。
またワンちゃん編でも出ましたが抗菌、防汚、防臭の機能もついているものも多い為臭いも気になる飼い主さんにはおススメです。
腰壁に木板など貼ってしまうのも効果的だと思います。
網戸やカーテンは遊びたい盛りの時期にはいたずらし放題です。爪でひっかいて登られるとボロボロになりやすい場所だと思います。
一般的に使用されている網戸ですと簡単に網目がずれてしまう、大きな穴が開いてねこちゃんが外に脱走してしまうリスクもあります。
ねこちゃんの爪でも耐久力のあるステンレス製のもの、強化樹脂を使用しているペット用網戸を使用すると網戸で遊んでしまったとしても耐久力強く、網目がずれにくいため網戸貼り替えの手間や、脱走しない点は安心ですよね。
ねこちゃんのために爪とぎをする場所を作ってあげることによって爪とぎはここでするものということを覚えさせるのも手かもしれません。
キャットステップに麻縄が巻いてあり爪とぎできるようになっているものもあり、遊びながらストレスを解消してもらいましょう。
こちらは、キャットステップとなっていまして壁一面のみに取り付けをされるおうちもありますが、こちらの事例のようにキャットウォークに登るための階段として取り付けをされるおうちもございます。
壁があれば比較的場所を気にしなくても良いので自由度が高いです。
またメーカーによってキャットステップの形や機能など多様なのでインテリアとしても映えるものもございます。この事例に使用しているもの造作のキャットステップでしてねこちゃんが上に登りやすいように端に穴が開いています。
造作ですと飼い主さんの作りたいイメージ、ねこちゃんがどう遊んでほしいかとニーズによって合わせやすいかもしれません。
こちらの事例もキャットステップが取り付けられています。また部屋の真ん中にある柱をねこちゃんの爪とぎができる場所として麻ひもが巻かれてあります。
爪とぎを用意しとくだけでも十分ではありますが、このように部屋の一部に取り入れてしまうことでオシャレな見た目も残しつつ、猫のいたずら防止にも役に立ちます。
また活発なねこちゃんだと柱の上にあるキャットステップまで木登りのように登ったりして遊ぶことも出来ます。キャットステップから登り、キャットウォーク越しに、帰って来た飼い主さんに「おかえりなさい」と言えるようにキャットウォークを建具の端まで取り付けをしました。
ご家庭によってはねこちゃんのトイレがいつも生活している場所ではなく廊下やトイレに置いておられるおうちもあると思います。
ペットドアは私たちがドアを開けてあげることなく自分で部屋から出ることができるためとても便利です。
また、ねこちゃんによっては自分で扉を開ける子もいますが、そのまま開けっ放しのため冷暖房を付けている時期にはいちいち閉めに行かなければならないという悩みがありますが、こちらも解決してくれます。
もし同じような悩みでお困りでしたらペットドアはおススメです!
ワンちゃん、ねこちゃんに比べてうさぎのためのリフォームというのはあまり事例がなくどのようなことが出来るのかわからない方も多いと思います。
うさぎの特性を交えながらご紹介していきます。
うさぎは、犬、猫とは違い肉球がなく足の裏も毛でおおわれているため通常のフローリングやフロアタイルなど表面がつるつるしたものだと滑ってしまいます。
硬く滑る床で生活を続けていると足腰に負担になってしまい「ソアホック」という足裏の病気なってしまう可能性があります。
クッションフロアの中でもペット対応のクッションフロアがあります。クッション性があり滑りづらくつくられていてまた、消臭、傷のつきにくさなどの機能も付いています。
また、クッションフロアには耐水性もあるためおしっこをされてもさっとふき取ることが可能です。ですが、物によってはうさぎにとっては滑りやすいものもあるかもしれません。
日常生活でよく汚れが気になるおうちでしたらうさぎが活動する場所にプラスでマットやカーペットを敷いて工夫してみてはいかがでしょうか。
タイルカーペットという一枚一枚がタイル状になったものもございます。
普通のカーペットとは違い一枚がタイル状になっているため、汚れてしまった部分のみを洗うことができ、張り替えることも可能になります。
毛足の短い目がぎっしり詰まったもの(ループが短いもの、カットされているもの)を選ばれることによってカーペットの目に爪が引っかかる心配なく安心して”へやんぽ”ができます。
うさぎは前歯が伸び続け磨耗させる為にも、近くにあるかじれるものをかじってしまいます。壁や柱の角など特にかじってしまう子も多いと思います。
タイルや木板で腰壁にすることによって壁紙がボロボロになって下地が見えてしまうということも防ぐことができます。またタイルは様々な色、形、柄があり木板も色の選択で部屋の雰囲気もかわり部屋のデザイン性も上がると思います。
このようなご時世のなか、ペットと一緒に過ごす時間が増えてより快適な空間で過ごしてほしい!という方も多くいらっしゃると思います。
何かしてみたいと思っていても何から始めればいいのか、どのようなことができるのか悩まれると思います。家の気になるところのリフォームをする際に、小さい工事で済むものでしたらついででしてみてもいいかもしれません。
ペットが病気やストレスがたまったりしないよう環境を整えてあげることでペット自身もですが、皆様の長く元気に過ごしてほしいという安心にも繋がると思います。
今回ご紹介させていただいた他にもお客様の中でこのような形にしたいなどありましたら、当社のスタッフにお気軽にご相談ください。
当社ではデザインリフォーム、LDK改修などの情報や最新トレンドが手に入るイベントを定期的に開催しております。もちろん参加無料での開催になりますので、お近くの気になるイベントがあればぜひお気軽にご参加ください。
皆様にお会いできることを、当社スタッフ一同心より楽しみにしております。
イベント情報はこちらのページからご確認ください。実際に見てみよう!
当社では、お客様がリフォームのイメージを具体的に膨らませ、理想のリフォームを実現するためのショールームをご用意しています。充実の施工事例と、住設機器や空間を実際に体験できるため、リフォーム検討時にはご来店をおすすめします。
概算のお見積りや費用相談もでき、「話を聞くだけ」でも問題ありませんので、ぜひ一度ご来店ください。新規リフォームのご相談の来店予約の方にはもれなく、ご来場時にクオ・カード500円分をプレゼントいたしております。
富山県内では富山市上飯野・掛尾、高岡市、砺波市、魚津市にそれぞれ支店・ショールームを設けております。いずれも地域最大級の体験型店舗となっておりますので、お近くの富山エリアの店舗にぜひお越しください。
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