リフォームコラム
洗面所のクッションフロアでおすすめなのは?[Vol.1018]

浴室・洗面・トイレ

2024.08.09

洗面所のクッションフロアでおすすめなのは?[Vol.1018]

洗面所のクッションフロアは各メーカーから多数の製品が販売されていますので、何を選べばいいか迷ってしまう事はありませんか?おすすめなものをまとめて紹介してほしい!という方も多いでしょう。


本記事では、洗面所におすすめのクッションフロアや選び方を中心に解説します。クッションフロアの導入を検討されている方は、ぜひ最後までご覧ください。



洗面所のリフォームにおすすめのクッションフロアをメーカー別に紹介


洗面所では、床が水で濡れやすいため防水性に優れた床材が必要です。床材の中でもクッションフロアは、施工費用が安く抑えられるうえ、防水性やデザイン性が高いため導入するご家庭が多く人気です。


さっそく、洗面所におすすめしたいクッションフロアのメーカーをご紹介していきます。


1. Sangetsu(サンゲツ)

洗面所 クッションフロア

出典:Sangetsu「サンゲツのクッションフロア


サンゲツは、扱っているクッションフロアのすべてが耐水性抜群で抗菌機能があります。デザインも非常にこだわっていて、木目調だけでも風合いや表情が豊富にラインナップされています。シンプルなものから華やかなものまで取りそろえられていて、あらゆるテイストに合わせられます。また、商品によって、消臭機能やすべりにくさに優れているもの、防音性に優れているものなどもあります。


公式HPからカタログを見ることができるので、一度ご覧になってみてはどうでしょうか。


2. SINCOL(シンコール)

洗面所 クッションフロア

出典:SINCOL「Ponleum2022 - 2024


シンコールのクッションフロアは、すべてにおいて抗菌・抗カビ・抗ウイルス機能がついています。また、ペット対応のクッションフロア、極厚のクッションフロア、床暖房対応クッションフロア、すべりにくいクッションフロアなど、それぞれ機能に特化したものが取りそろえられています。デザインだけでなく、機能性も重視したい方におすすめです。興味のある方はこちらをご覧ください。


3. リリカラ

洗面所 クッションフロア

出典:Lilycolor「床材見本帳クッションフロア 2022-2025


リリカラでは、木目調やストーン、ハンドクラフト感のあるモザイクスタイルといったナチュラルスタイルの雰囲気に合ったクッションフロアを多く取りそろえています。すべて抗菌・抗カビ耐次亜塩素酸機能つきです。また、ペット対応可能なものとして、消臭加工、すべりにくさ、傷つきにくさ、汚れにくさ、衝撃吸収の機能をもった「ニュー住まいるフロア」があります。こちらにもカタログが用意されているので、気になる方はこちらをぜひ参考にしてみてください。


4. 東リ

洗面所 クッションフロア

出典:東リ「CFシート-P NW|店舗・住宅向けクッションフロア


東リの洗面所にも使われるクッションフロアは大まかに3種類あります。


●CFシート-H(住宅用)
●CFシート-SD(住宅・衝撃吸収)
●CFシート-P NW(店舗・ペット対応)


国内で初めてクッションフロアを開発したメーカーである東リは、さまざまなテイストに対応できるデザインが特徴的です。特に、ペット対応のクッションフロアの種類は最も多く、お気に入りの柄がきっと見つけられます。さらに肌ざわりが良いように特殊加工されているため、裸足で床の上に立つことも多い洗面所にぴったりです。気になる方はこちらをご覧ください。



洗面所に導入するクッションフロアの選び方


洗面所に導入するクッションフロアは、次の3つのポイントに注目して選びましょう。


●機能性
●カラー・色味
●デザイン


では、それぞれ詳しく見ていきます。


機能性で選ぶ

洗面所 クッションフロア

クッションフロアの基本的な機能をご紹介します。


●防水性
●抗菌・抗カビ性
●さらっとした肌ざわり


その他製品によって厚みや衝撃吸収、消臭などの機能をもつものなどがあります。


クッションフロアは、基本的に防水性が高く、汚れが拭き取りやすいことが特徴です。ただし、濡れたまま長時間放置していいわけではないので、気が付いたらササッと拭き取るようにしましょう。


洗面所は水に濡れてすべりやすい場所です。小さな子どもや高齢者がいる家庭であれば、クッション性に優れ、すべりにくい凹凸のあるものを選ぶのがおすすめ。ただ、凹凸のあるものだとお手入れがしにくくなるため「どんな機能を求めるか」を明確にしたうえで選ぶことが大切です。


また、ペットがいるご家庭では、ひっかき傷に強い厚めのものや、消臭機能があるものをおすすめします。


カラー・色味で選ぶ

洗面所 クッションフロア

クッションフロア選びではカラーも重要です。クッションフロアは、木目調のクッションフロア一つでも、白基調のホワイトウッドから濃い色味が印象的なウォールナットまでさまざまな色合いがあります。どの色味のクッションフロアを選ぶかで、洗面所の雰囲気がガラッと変わるので、選ぶときは色味も意識しながら選びましょう。それぞれ基本となるカラーの特徴は次のとおりです。


●ホワイト:清潔感のある雰囲気にしたい方に適した色合い、空間を広く魅せる効果もあるが黒っぽい汚れが目立ちやすい可能性がある
●ベージュ:明るい雰囲気になりナチュラルな内装・インテリアに合う色合い、汚れが気になる方はくすんだ色を選ぶと良いでしょう
●ブラウン:ナチュラルで落ち着いた雰囲気にしたい方に適した色合い
●グレー:スッキリとした印象にしたい方におすすめ。明るめなら汚れが目立ちにくく黒に近い色だと白っぽいほこりなどが目立ちやすい可能性がある


他にも淡いピンクやブルーなどもあり、可愛らしい雰囲気も作れます。周りの壁や家具とのバランスを考えて選ぶことが大切です。


デザインで選ぶ

洗面所 クッションフロア

クッションフロアには多様なデザインがあり、大きく分けると以下の4種類があります。


●木目柄
●石目・タイル調
●無地
●パターン柄


木目柄は木のぬくもりが感じられ、温かみのある空間を作れます。フローリング風のデザインをリアルに表現するため、板幅ごとに「目地」が入ります。お手入れのしやすさを優先したい時は板幅が広めの柄をおすすめします。


石目・タイル調は大き目のタイルや細かなモザイクタイル風などがあり、柄によってはタイルとタイルの間に目地のあるデザインがあります。お手入れを優先するなら「目地なし」と書かれたものを選びましょう。


無地のものはシンプルなので、床以下の部分にアクセントをつけたい時や木目や石目で使われない色もあるのが特徴です。目地のないものが多くお手入れがしやすいこともポイントです。


パターン柄は装飾的な模様が多く、足元が華やかな雰囲気になります。周りの壁が天井・家具をシンプルにまとめることで、より床の柄が際立ちます。


ついおしゃれなデザインを選びたくなってしまいますが、次のポイントに注意しながら選ぶことで、後から「なんだか違うかも」と後悔することを避けることができます。


●洗面所の雰囲気や家具・家電に合っているか
●お手入れのしやすさはどうか


洗面所全体の雰囲気、スタイルを考慮に入れて、デザインを選びましょう。たとえば、木目調のクッションフロアなら、天然素材を使った内装や家具にぴったりです。ほかにも、タイル柄はモダンでスタイリッシュな雰囲気に合っているデザインになります。


また、おしゃれなものにこだわりすぎて、お手入れのしやすさを忘れてはいけません。洗面所は毎日水に濡れるため、日々のお手入れが欠かせない場所です。お手入れのしやすさを重視するなら、凹凸が多いクッションフロアは避けた方がよいでしょう。気になる方はぜひ実物で確かめてみてください。



クッションフロアで洗面所をリフォームした事例をご紹介

洗面所 クッションフロア

出典:https://www.ishitomo-reform.co.jp/case/details_640.html


空き家となっていた奥様のご実家。また住めるようになることを目的に、築40年が経過していた空き家をリフォームしました。古く、使いづらい間取りや収納スペースの少なさといった問題がありました。そこで生活スペースにする1階全面と住宅の外壁をリフォームしたことで、まるで新築のような住宅に変身しています。


住宅の中は、既存の家の面影を残しながらもナチュラルで温かみのある内装、インテリアになっています。将来のことも想定して、玄関に小さな段差はありますが、全体的にバリアフリー設計としました。また、洗面所に関しては、白を基調としたクッションフロア、クロスにして清潔感のある空間となっています。クッション性も兼ね備えているため、安全性にも配慮された洗面所となりました。お施主様からは「これからの生活が楽しみになりました」とお喜びの声をいただいています。



まとめ


いかがだったでしょうか。本記事でご紹介した洗面所におすすめのクッションフロアや、クッションフロアの選び方を参考に導入を検討してみてください。ただ、クッションフロアを実際に導入する際は、専門家である石友リフォームサービスにご相談してください。自己流でクッションフロアを貼ると、ズレや隅の処理など、貼り方をミスしてしまい本来の機能を発揮できない場合があります。クッションフロアの施工とともに、洗面所のリフォームなども可能ですので、一度お気軽に下記からご相談ください。


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