浴室・洗面・トイレ
2024.09.06
「2階のトイレからゴボゴボと変な音がする…何が起こっているの?」
突然このようなトラブルが起こると、どうしたらいいか分からないため不安になるでしょう。そこで本記事では、2階のトイレから「ゴボゴボ」と音がしたときの原因や対処法について解説します。
また、トイレ修理をきっかけにリフォームを検討したい方も出てくるでしょう。そんな方に向けて、トイレリフォームの施工事例もご紹介しますので、合わせて参考にしてください。
2階のトイレからゴボゴボと音がする場合は、2つの原因が考えられます。
●便器の内部や排水管がつまっている
●排水管の圧力変動による影響
それぞれ詳しく見ていきましょう。
便器の内部や排水管でつまりが生じた場合、水の流れが悪くなり、ゴボゴボという音が発生するようになります。たとえば、トイレットペーパーを大量に流したり、異物を流してしまったりした場合です。
また、「頻繁にトイレが詰まる」という場合は、以下の原因が考えられます。
●流れる水の量が少ない:タンクに水が溜まっていない、タンク内の部品の異常など
●トイレのある位置:家が高台にある場合、トイレの水圧が低くなる傾向にある
●トイレや排水管の経年劣化:汚れの詰まりによる排水管の狭小化など
上記のように、トイレ自体の異常により、詰まりやすくなっている場合があります。根本的に改善したい場合はトイレリフォームがおすすめです。
排水管内の圧力が変動したことでゴボゴボと音がしている場合があります。
簡単にいうと、排水管内の空気が外に押し出されて「ゴボゴボ」と音がしています。
水を流すと、周囲の水や空気を引き込む力がはたらきます。それが2階以上になると、高低差によって強い力がはたらくため、臭いなどを防ぐために常に溜まっている水(封水)まで引き込んでしまい、空気が外に押し出されやすいのです。
排水管の圧力変動が原因であれば、異常が起きているわけではありせんが、放っておくと封水がなくなり、悪臭や害虫が発生しやすくなります。
2階のトイレからゴボゴボ音がしたときは、いずれかの対処を取るとよいです。
●トイレのつまりは水まわりの修理業者に依頼して修理してもらう
●排水管の圧力変動による異音は水まわりの修理業者かリフォーム業者に相談しよう
一番やってはいけないのが「自分で対処する」ことです。対処法に加え、自分で対処してはいけない理由を解説します。
「トイレの水が流れていかない」「トイレの水が流れるときにゴボゴボと音がする」「悪臭がする」という場合は、トイレのつまりが疑われます。そんなときは、水回りの設備を修理する業者に依頼しましょう。トイレのつまりが分かってからすぐに依頼すれば、修理にかかる時間や料金もそれほどかかりません。できるだけ早めに依頼することをおすすめします。
しかし、排水管の経年劣化などによってつまりを繰り返しているようなケースでは、排水管自体の交換が必要です。排水管の修理は水道局からの指定を受けた「水道局指定工事店」でなければできません。そのため、あらかじめ水道局指定工事店の修理業者に依頼するとよいでしょう。
排水管の圧力変動によってゴボゴボ音が発生している場合、空気を逃すための通気管を設けるなどの対処が必要です。先述したように、放置すると封水がなくなり、悪臭や害虫の発生につながるため、早めに修理業者やリフォーム業者に依頼して対応してもらいましょう。
無理に自分で対処しようとして失敗し、状況を悪化させてしまうケースは少なくありません。たとえば、異物を流してしまったとき、ラバーカップ(一般的にスッポンなどと呼ばれる道具)を使うと、排水管のカーブのところで詰まらせてしまい、完全なつまりになるおそれがあります。
また、放置も危険です。トイレのつまりの場合、たしかに自然と直るケースもあります。しかし、放置可能な状態かどうかをきちんと見極めることは素人には困難です。放置した結果、便器の水があふれることがあります。そうすると、床や壁紙が汚れたり、腐食したりして、最終的に下の階に浸水する可能性もあります。
2階のトイレでゴボゴボと音がした場合は、できるだけ早い段階でトイレの修理業者に依頼をしましょう。
トイレのトラブルの解消をきっかけに、より使いやすいトイレ空間を実現するのもおすすめです。ここからはトイレをリフォームしてより居心地がよく使い勝手の良い空間にリフォームしたお宅の事例をご紹介します。
出典:https://www.ishitomo-reform.co.jp/case/details_395.html
「空き家となっている実家をリフォームして夫婦で住めるようにしたい」というお施主様の想いからリフォーム計画がスタートしました。築40年が経過しており、快適な暮らしの実現が難しい状態でした。既存の一部の和室や車庫などは残しつつ、暮らしの中で過ごす時間の長い場所は、効率的な動線や収納スペースなどを考えながらリフォームをしました。トイレに関しては、快適に使えて、掃除がラクになるように1階、2階ともに一新しています。
※左は1階、右は2階のトイレの写真
出典:https://www.ishitomo-reform.co.jp/renovation/case/details_079.html
築61年が経過していたお施主様のご自宅。お施主様の息子様ご夫婦との同居が決まったことをきっかけに、住居全体のリフォームを決意し、ご相談いただきました。既存の趣や広いスペースを活かしたリフォームを実施し、ナチュラルかつモダンな雰囲気に変身しています。
トイレに関してですが、メインで使用する世帯に合わせて、1階のトイレは横幅にゆとりをもたせたバリアフリー設計に、2階のトイレは北欧ナチュラルテイストのおしゃれな雰囲気に仕上げました。
出典:https://www.ishitomo-reform.co.jp/case/details_372.html
「お施主様のご実家で三世帯で暮らしたい」という希望からリフォーム計画がスタートしました。将来を見据えたバリアフリー空間、家事をラクにするコンパクトな動線、人の行き来に支障をきたさない間取り、三世帯が心地よく暮らせる空間を意識してリフォームを行っています。トイレは1階と2階の両方に設置されており、2階のトイレのみリフォームを行いました。黄色の壁紙が印象的な明るい空間がポイントです。
出典:https://www.ishitomo-reform.co.jp/renovation/case/details_018.html
お施主様のご実家を二世帯住宅にするべくリフォームを計画をスタートしました。
子育てをしながら家事を行う必要があったため、家事負担を減らすことは必須でした。そこで家事がラクになる水回りの設備や効率的な家事動線には特に力を入れています。
また、1階、2階、3階はそれぞれ異なる雰囲気の内装になっているため、長年住んでも飽きない住宅となっています。トイレに関しても、ヘリンボーン調の床と石目調のクロスを合わせ、おしゃれな空間にしました。
出典:https://www.ishitomo-reform.co.jp/renovation/case/details_043.html
元々クリーニング店だったお施主様のご実家をリフォームしました。店舗併用の住宅だったこともあり3階建ての非常に大きい建物。リフォームの計画を立てるうえで、実に多くの選択肢がありましたが、お施主様のご希望を取り入れながら、快適な暮らしの実現を目標に住宅全体のリフォームを行いました。
ゆとりのある広いスペースでありながら、効率的な動線かつ家族間でのコミュニケーションが取りやすい間取りとなっています。トイレに関しては、各階に設けたうえで、最も使用頻度が高いと予想される2階のトイレ(上記写真)は最新型のトイレを設置しました。
2階のトイレでゴボゴボと音がした場合は、無理に自分で対処しようとするのではなく、水まわりの修理業者に相談しましょう。
またトイレが古くなってきている場合にはリフォームを検討することがおすすめです。最新のトイレは掃除がしやすいものや、抗菌性の高いもの、省エネなものなど非常に機能性の高い機種が増えています。今後の暮らしがより快適なものになるように検討してみてください。
トイレのリフォームを検討する際には、石友リフォームサービスにご相談ください。リフォーム実績が8万件以上で、多くのお客様から太鼓判もいただいています。軽い相談だけでも問題ありませんので、お気軽に下記からお問い合わせください。
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