石友リフォームサービス埼玉リフォームコラム

こんにちは！

今回のテーマは、『マンション浴室のリフォームで広げる』です。

築年がおよそ20年以上経ているマンション、もしくは住戸の専有面積がおおよそ60㎡以下のマンションですと、お風呂はどうしてもコンパクトな場合は多いかと思います。

ユニットバスのサイズで言えば、1216（内寸が120ｃｍ☓１６０ｃｍ）、もしくは

１１１６（同じく１１０ｃｍ☓１６０ｃｍ）になります。

浴室が狭いのはちょっと嫌だなぁ、もう少し広くなるといいなぁ、と思う事が多いのではないでしょうか？

※ビフォアイメージ

今現在住んでいるご自宅だけでなく、これから新たに中古マンション購入を検討されて物件を探している方にとっても、お風呂の大きさがどうかは、物件を選ぶ条件の重要ポイントの一つになっているかと思います。

浴槽も少しでものびのびゆったりできることを希望されることは当然ですね。

そしてリフォーム、リノベーションをするならば、温かさ向上や掃除のし易さなど、機能面の向上はもちろんですが、どうせなら広いお風呂にしたい！と。

私もこの意見に大賛成です。

ご自宅のリフォームのご相談を受け、現地調査をさせていただき、お風呂が広くなる可能性がある場合、まずは迷わず広くなることのメリットをお話しして、ご提案させていただくようにしております。

ＴＯＴＯのリモデルバス、ＬＩＸＩＬのリノビオＶなどのシリーズで各社ともこの10数年で配管仕様の工夫をして、設置に必要なユニットバス背面の隙間（配管スペースやパネルの下地等）
がより小さくて済むようになっております。

そのことでユニットバス室内の空間を一昔前よりもめいっぱい広げられるタイプができてきました。

昨年秋以降の担当させていただいたマンションリフォームの現場でも3件のお宅でそれぞれお風呂を広げるパターンで改修させていただきました。

ご紹介するマンション浴室の工事事例の1件目は、S様邸。
１１１６　→　１３１６　　に２０ｃｍサイズアップ。

お風呂を含む全面に近いリフォームでした。浴室と隣り合う和室押入れを解体し、洋室クローゼット化により、収納側の奥行が浅く設定し、その分、お風呂スペースを大きく確保しています。

解体状況

アフター

２件目・３件目は、T様邸、A様邸。

ともに洗面脱衣室にある洗濯機置き場の間口にドラム式洗濯機を置くには余裕があったので、洗濯機置場側に約１０cm浴室の壁を移して造ることと、TOTOリモデルバスの「もっと広がるシリーズ」の採用によって、こちらも浴槽の大きさが２０ｃｍアップできました。

全部のマンションが対応できるタイプではなく、それぞれ方法は異なりますので事前の調査をしっかりとさせていただきます。

マンション建物のコンクリート躯体である梁・柱・壁や共用部扱いのパイプスペース（排水の竪管などがあります）が邪魔になってしまう場合がございます。

何か工夫をすることで、うまく避けられる方法もあります。

詳しい調査をして、快適性アップにつながるご提案をいたしますので、ぜひ私共、石友リフォームサービスまで、お気軽にご相談ください。

ちなみに私個人の家も築年25年の時に中古マンションを購入したものですが、
リノベーションにより、１２１６サイズから　１４１８サイズへと　両方向とも２０ｃｍずつ大きくすることができて、とても快適ですよ。