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2019.05.23
こんにちは。
越谷市大里にあります、石友リフォームサービス 越谷店より、営業の佐々木がお届けいたします。
今回は、現在施工しております、全面改装の現場写真を見て頂きながら、実際に全面改装工事を行う場合のお話したいと思います。
まず最初に、計画やプランを作成する際に現在の建物の状況を調べるのですが、基本的に非破壊検査が主となります。なぜかと言いますと、計画の段階では実際に工事をするのかもどこの会社に頼むのかも決まっていないケースが殆どだからです。(契約後に部分的に解体して調査する事はあります)また、図面等があったとしても、その通りに作られていない事もしばしばあります。
その為、建物の状態を100%把握するのは、至難の業なんです。しかし、分かりませんだけでは計画も進められないので、床下や小屋裏、設計図等を元に、出来る限りの現状把握は行っていきます。
ここからは、実際に解体した写真を基に、お話していきます。
これは、高基礎と呼ばれるものです。昔はタイルのお風呂が主流でしたが、どうしてもタイルの目地等の割れから水が漏れてしまい、木部の痛みが出てきます。それの対策として、設置されていたものだと思われます。メリットは前述した漏水対策、デメリットはユニットバスの規格寸法によっては、設置できない場合もある事です。(設置する為に解体範囲や費用が掛かり増しする事があります)
こちらは、内部の解体時の写真です。工事内容や仕上方によっては、無駄に解体の範囲を広げずに部分解体で進める場合もあります。奥に見える銀色のものは断熱材です。もし内部の壁を解体することがある様でしたら、断熱材の入替は是非お勧めします。20年~30年前のものと比べると、性能はもとより、今は隙間風を止める事も断熱の考え方としてありますので、住まいの環境の改善に役立つと思います。
次に1階の解体時の写真です。1階は施工内容から、ほぼ全面解体を行っております。
今回は断熱材の新規施工やサッシの入替、間取の変更等を行う予定です。また、同時に出来る建物の補強等も行っていきます。
建物の補強に関しては、耐震計画を行い、それに準じて金物や施工部位を設定していきます。ここまで解体すれば容易に行えますが、あまり解体を行わない場合でも、色々な方法があります。
最初にお話しした通り、計画段階で建物の状況を完全に把握する事は難しいです。
しかし、解体時や現地確認時など、様々なタイミングで確認を行っていきます。また、もし問題が起きたとしても、それに対して打合せをしていきますので、対策が取れない事もあまりありません。
越谷ショールームでは、今回ご紹介したもの以外にも、全面改修の事例のご用意がございます。どんな些細な事でも良いので、疑問点がございましたら是非ご来店下さい。
スタッフ一同、心よりご来店をお待ちしております。
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