耐震・断熱
2019.05.21
こんにちは、石友リフォームサービス 越谷店 山口です。
今回は、小屋裏換気(パート1)についてご提案させて頂きます。
お客様からのご要望で、夏の2階の暑さが尋常じゃないのだが、何とかならないか?
とのご相談を受ける事があります。
最近の酷暑は本当に暑いですよね。不要不急な外出は避けるように なんて放送が流れるなんて、私達が子供の頃とかはあまり聞いた事がありませんでした。
木造在来住宅の2階建てでは、特に夏場の2階がひどい暑さとなります。エアコン・内窓などの他にご提案したいのが、「小屋裏換気」です。
コロニアル屋根の真夏の表面温度は80度になると言われています。熱は屋根を伝わり屋根裏は60度から70度にまで上がります。私どもでお勧めしている天井断熱材 グラスウール 14㎏ 厚さ155mm を敷き詰めたとしても、70度の空気の影響は計り知れません。
小屋裏の熱い空気を出さなければいけないでしょう。
小屋裏の換気口は大きく分けて3種類あります。「妻換気」「軒先換気」「棟換気」です。
熱い空気は上昇します。ですので、できれば高いところと低いところの両方に換気口があるのが理想です。つまり「軒先換気と妻換気」、「軒先換気と棟換気」です。
現在がこの2パターンのどちらかの場合、とてもいいと思います。しかし、寄棟の場合妻換気はそもそも無理であります。(妻側の壁が無い為) また、一番効果の高い棟換気は雨漏れの危険性がある為に、新築時についていることは多くは無いと思います。
そこで、リフォーム工事にて棟換気を設置して、酷暑を少しでも快適に過ごせるようにご提案申し上げます。
次回は、具体的な棟換気・軒先換気の方法、商品をご紹介いたします。
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