リフォームコラム
防水工事について[Vol.194]

外壁屋根

2019.07.30

防水工事について[Vol.194]

こんにちは。
埼玉県越谷市の越谷店 山口です。


今回は、ベランダ防水工事についてです。

ベランダの防水が剥がれたり、空気が入ったり、穴が開くと、建物の中に水が浸入します。

先日伺ったお客様のお宅は、テラス屋根に無いベランダの防水が切れ、1階のリビングの天井より雨漏れしてしまいました。

今年の長い梅雨の間、雨漏れに苦しまれました。
 

私が、伺い、まず散水試験を行いました。

庭からホースを上げて、2階の外壁や下屋などに水を撒いていきます。

どこに水をかけると1階で雨漏れするか、よく観察します。

散水試験

ベランダの排水口に水を撒いたら漏ってきたので、今回はどうやら排水口の中が怪しいと判断しました。

まず、既存のベランダにベニヤ板を張っていきます。もちろんこれは大工さんのお仕事です。

立ち上がりの壁にも薄いベニヤを張っていきます。

ベニヤ板

そしてこれからが防水屋さんのお仕事。下地を調整し、プライマー塗布後に何層も繊維状のものを貼り重ねていきます。

繊維状のもの

最後にトップコートを塗って完成です。このトップコートは防水層を紫外線などから保護してくれます。

排水口廻りもしっかり防水し、完成です。

排水口まわり

トップコート

家は水の浸入に非常に弱いです。
 

皆様も漏水する事のないように、定期的な外壁塗装・防水工事をお勧めします。