リフォームコラム
アリの巣観察をして[Vol.203]

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2019.08.22

アリの巣観察をして[Vol.203]

埼玉県越谷市にございます越谷店の山口です。


越谷でリフォームの営業をさせていただいているのですが、この夏休みに、娘(6歳)の自由研究にと思い、「アリの巣 観察 キット」なるものを購入しました。


娘の為半分。自分の興味半分。早速近くの公園でアリの捕獲をしました。

えさ(もちろん甘党だろうと判断し、蜂蜜をかけたビスケット)をセットしてアリの巣の穴付近に起きました。


いろいろ大変でしたが、無事20匹程度のクロヤマアリを捕まえました。


毎日観察しました。最初は上の方だけで、全員で協力するかと思いきや、ほんの一部のアリのみがセッセと砂粒を1つ1つ運び上げていきました。アリの中でも働き者とそうでない者が入るのかなと思ってみていました。

アリを入れたばかり

二日目には 底近くまで掘り下げており、途中で寝ているようなアリがいたりしているのを観察しました。

白いところまで穴が掘られました

約5日間観察しました。底には穴がいくつかあき、その掘った土が地表上に積み上げられ、いくつかの山のようになりました。

山口が大きくなり、穴も下までいきました

底に到着。

自分の家のアリの巣キットからはこの程度しかわかりませんでしたが、アリの巣には、育児室、食料貯蔵室、繁殖室、ゴミ捨て場まであるそうです。人間の家が寝室や、LDK、トイレ などと分かれているのに近いでしょうか。


また、ある研究によるとアリたちの中でも、女王アリのお世話をするアリ、卵のお世話をするアリ、穴掘りをするアリ、食料を集めてくるアリなど役目が分かれているそうです。(そういえば、巣作りするアリとしないアリがいた様に思えたのはその為かな。。。)人間の家族もそうですよね。役目がありますよね?


アリは、地中に複雑な巣を作り上げ、周囲の環境を自分たちが暮らしやすいように調整してしまうとの事。人間に置き換えると、私達リフォームをしている者はそのお手伝いをする役目なのかなと勝手に思いました。やはり住んでいる人が自分達に一番いい形を考え、私達はあくまでもそのサポートなのかもしれないなと。 アリは周囲の環境の変化の際、巣を変化させ、人は家族の環境が変化した際に家の形態を変化させたいと思うのでしょう。1軒でも多くそのお手伝いができればなんて思いました。


リフォームのコラムで、アリの巣観察の感想を書くのもどうかと思いましたが、アリは巣作りという面では、人間よりもっとずっと先輩です。私達もその「家族を第一に思い家作りをするという事」、見習わなきゃなと思いました。