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2018.04.22
自分スタイルのキッチンの選び方ということで、キッチンリフォーム際の大切な考え方についてお話をさせて頂いておりますが、今回はキッチン収納性能の基本的な考え方について少し触れたいと思います。
システムキッチンの性能として、収納性、作業性、機能性の3つに分かれますが、収納性と作業性というのは同時に考えるべき内容になります。
作業をし易くするために大切なことは、様々な調理作業をするにあたり、調理器具や調味料など、それぞれの作業に対して物が取り出しやすい、収納し易いということが必要不可欠です。
キッチンの作業エリアは下の写真のように、加熱エリア、下ごしらえエリア、水回りエリアの3つに区分され、それぞれの作業に関連するものを、それぞれの収納エリアに収めるのが基本になります。
(1)加熱エリアにおいてはフライパンや鍋の調理器具、調味料
(2)下ごしらえエリアにおいては、調味料や材料をきる、まぜる、浸すなど関連する調理器具、またラップやアルミホイル、キッチンペーパーなどの用品
(3)水回りエリアはボウルや水切りざる、片づけの際の洗剤などの用具など水に関わる調理器具関係
このように、3つの作業内容に合わせて、その収納部にそれぞれの作業に関連するものを収めることを踏まえ、同時に「現在使用している調味料や調理器具などの内容や量」も考慮すると非常により良いキッチンになるのではないかと思います。
例えば、下の写真はキッチン引き出し内部にある区分け棚になります。これは高さの低いものを収納する際に便利であります。逆に、高さのある調味料(醤油や日本酒、みりん、白だしなどのボトル)になると区分け棚があると収納できなくなります。
つまりはどのようなものを収納されたいかにより、キッチンの内容が異なってきますので、現在使用している全てのものを考慮してキッチン内容を決めるというのは少し無理があるかもしれませんが、頻繁に使用する主要なものは最低限考慮してキッチンの内容を検討して頂ければと思います。
様々なキッチンメーカーの商品については
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