耐震・断熱
2021.06.15
こんにちは。
石川県羽咋市にあります、石友リフォームサービス羽咋店 設計担当の石垣です。
今回は耐震改修工事についてお話します。
御客様から建物が古く地震があると倒壊しないのか不安という相談がよくあります。
建築物に対する建築基準法は1950年に制定され、その後1981年に大きく改正されました。
1981年(昭和56年6月)より前を旧耐震、以降を新耐震といいますが、阪神・淡路大震災を受けて木造住宅は2000年に耐震基準の改正がされました。
1981年(昭和56年6月)以前の建物は耐震強度も低く震度6弱の地震で、屋根や外壁が倒壊する可能性があります。
ですので、まずは築年数を調べてもらい1981年以前の建物は、私のような専門の診断士に住宅耐震診断をすることお薦めします。
■耐震改修までの流れ
1.既存建物調査(間取りの確認、既存図の作成)・・・確認申請や既存図面があると調査が有利になります。
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2.住宅耐震診断(基礎・屋根・外壁・内装、床下や小屋裏などから筋かい(耐力壁)を確認します。)
↓
3.既存建物の耐震診断計算と補強計画の検討
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4.耐震改修の見積
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5.耐震改修工事の契約
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6.耐震改修工事(基礎の増設、筋かい/面材の耐力壁の設置)
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7.耐震改修工事の完成
■耐震診断の検討方法
評価方法は目視検査により壁内の耐力壁を確認します。
住宅性能診断士ホームズ君「耐震診断Pro」をつかって診断計算をします。
評価点の値が1.0以下であれば1.0以上になるように耐震改修をします。
■効率よく耐震改修工事をするには
1.浴室、洗面所、トイレなどの工事の際に耐震化をする。
2.外壁工事の際に外側から耐震化する。
3.LDK改修など大きな改修工事の際に耐震化する。
■耐震補助金の活用
各県ごとに耐震補助金制度がありますので活用してみる。
最後に地震で外壁や基礎のひび割れなどのある住宅や耐震に関心のある方は、是非とも御相談ください。
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石友リフォームサービス羽咋店
〒925-0025
石川県羽咋市太田町へ69番地1
TEL:0120-700-659(通話無料)
ホ-ムセンタ-ロッキーさん向かい
設計担当:石垣 隆行
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