リフォームコラム
防災リフォーム 家族を守る住まいにするために、対策するべきポイントを解説!富山での施工事例もご紹介[Vol.734]

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2022.10.13

防災リフォーム 家族を守る住まいにするために、対策するべきポイントを解説!富山での施工事例もご紹介[Vol.734]

富山県富山市にございます、石友リフォームサービス上飯野店の営業、久保田です!


リフォームというと「キッチンやお風呂などの設備を最新にしたい」「オシャレな空間にしたい」「暮らしやすく間取りを変えたい」・・・等の目的で相談をいただくことが多いのですが、近年の度重なる自然災害を受けて少しづつ増えてきているのが、防災に備えるリフォームのご相談です。そこで、今回は防災リフォームについてお話ししてみたいと思います!


地震に備える「耐震リフォーム」という言葉は聞いたことがある人も多いと思います。富山県は他府県と比べると比較的地震被害の少ない県ですが、この先大地震による被害を受ける可能性がないとは言えません。また、昨今は豪雨や豪雪、強風など、天気の急変によって突然起こる災害からも住まいを守ることの重要性が増してきています。豪雨のあった今年の8月9月は床上浸水等、当社にも被害のご連絡が寄せられ、点検・修繕等をさせて頂いております。


それらに備え、被害を抑えることを目的とする防災リフォーム。いざというときに大切な家族を守れる住まいにするために、具体的にどのようなリフォームが必要なのか。今回は、そんな住まい・生活を守るための「防災リフォーム」に必要な工事をご紹介します!



リフォームでできる「災害への備え」って?


具体的にどんなリフォームをすればいいのでしょうか?


①収納提案

防災グッズ

収納で防災対策?と思うかもしれませんが、備蓄品はどこに?タンスが倒れて来たら?等、防災と収納は切っても切り離せない関係。もしもの時に必要なモノは、思いつくだけでも以下のように挙げられます。


・手の届くところに、懐中電灯・スリッパ(夜の災害時停電した場合に使用するため)
・家族全員分の飲料水や非常食の備蓄(断水した際、トイレや飲食に利用するため)
・カセットコンロ・トイレットペーパーやテッシュペーパー・マッチなど
・非常用持ち出しバックの準備(避難が必要になった時すぐに持ち出せるように)


これらのモノを収納する場所はありますか?そしてそれは取り出しやすくしまいやすい場所にあるでしょうか?


また、地震発生に備え、タンスなどの家具には転倒防止対策が必要です。家具が倒れてきてケガをしたり、出入口をふさがないようにするためです。


家具の転倒による被害を防ぐ手っ取り早い方法は、部屋に家具を置かないこと…ですが、それはなかなか難しいでしょう。パントリーやエントランスクローク、ウォークインクローゼットなど、1箇所にモノをまとめられる大容量の収納空間があれば、家具の転倒もなく出し入れしやすいので、災害時の安心度が高まります。


パントリー

パントリー

パントリー

パントリー(食品庫)は、災害時に備蓄しておきたいものや大事なものを保管する防災庫としても使うことができます。食品や生活必需品を多めに収納することが可能で、非常食を日常的に食べながら買い足してく方法で備蓄品をスマートに収納・管理できます。


▼パントリー施工事例
https://www.ishitomo-reform.co.jp/case/details_405.html


エントランスクローク

エントランスクローク

エントランスクローク

エントランスクロークは靴や傘はもちろんコートや除雪道具、ゴルフやキャンプ用品などの趣味のモノ等、玄関回り全般の収納ができます。防災リュックもここに常備しておけば、いざという時には靴をはいてサッと持って出ていけるので安心です。


▼エントランスクローク施工事例
https://www.ishitomo-reform.co.jp/case/details_609.html


ウォークインクローゼット

ウォークインクローゼット

寝室に本棚やタンスを置いていませんか?就寝時に地震が起きた場合、倒れてきたり避難経路をふさいでしまう恐れがあります。本棚やタンスを固定することもできますが、ウォークインクローゼットなら衣類等を一室にまとめられ、寝室の安全性を高めることができます。


▼ウォークインクローゼット施工事例
https://www.ishitomo-reform.co.jp/case/details_609.html


防災備蓄のためだけに収納リフォームをする必要はありません。要は探し物がしやすく片付けやすい、普段から使いやすい快適な収納空間があればいいのです。適所適量、必要なモノを必要な時に使いやすく収納できることがポイント。限られた空間にスッキリ収まる造作家具のご提案もしております。各部屋に何を収納すれば使いやすいのか、どうしたら心地よく暮らせる部屋になるのか、設計士と一緒に考えましょう!


②台風対策

台風対策

台風の後は、よく修繕に関するリフォームのご相談をいただきます。
屋根の一部が飛んだ、窓ガラスが割れた、雨漏りがする・・・
富山県民は「立山連峰が防いでくれる説」の信仰者が多いですが、ここ数年は特に勢力の強い台風により、被害も増えているように感じます。
台風では飛来物で窓ガラスが割れる等の危険性が高くなり、窓の対策をしておくと安心。また、自宅の瓦の飛来による近隣住宅や人への被害も考えられるため、補強や修繕は事前に済ませておきたいものです。屋根・外壁は10年〜15年ごとのメンテナンスが一般的と言われていますので、目安にしてみてください。


▼住まいのメンテナンス時期
https://www.ishitomo-reform.co.jp/knowledge/maintenance.html


石友リフォームサービスでは、屋根・外壁の無料診断も行っております。お気軽にご相談ください。


▼屋根・外壁リフォ―ム
https://www.ishitomo-reform.co.jp/plan/4.html


●割れにくいガラス(防災防犯ガラス)

防災防犯ガラス

強風時の飛来物にも破壊されにくい複層ガラスです。防犯にも。


●シャッターや雨戸

シャッターや雨戸

窓にシャッターやを設置して飛来物による窓の損傷を防止します。


●防災瓦

防災瓦

優れた耐風・耐震性能で被害のリスクを大幅に軽減できます。


●高耐久軽量屋根材

高耐久軽量屋根材

軽量な屋根材を用いて建物の負荷を軽減。台風や地震に負けない屋根へ。


これらの窓・屋根への対策は防犯・防音・断熱にも効果があり、安心かつ快適な住まいづくりにも有効です。リフォームをお考えの際に検討してみてはいかがでしょうか。


③停電対策

停電対策

電気料金高騰で注目が集まっている太陽光発電システムと蓄電池。実は電気代削減だけではなく、災害時にも頼りになるんです!災害時に停電になっても、蓄えた電気を利用できると思えば安心ですね。


冷暖房機器で気温の対策ができれば高齢者やお子様がいる家庭も安心ですし、冷蔵庫が使えれば食事で我慢することもありません。さらに携帯電話が使えれば連絡や情報収集ができて心強いと思います。
石友リフォームサービスには専門スタッフがおりますので、まずはご相談ください。


▼太陽光発電・蓄電池・HEMS
https://www.ishitomo-reform.co.jp/solar/


④地震対策

地震対策

中古住宅やご実家のリフォームを依頼されるときに「耐震性は大丈夫かな?」と聞かれることがあります。古い住宅の場合は築年数がひとつの目安になります。昭和56年以前のお住まいは旧耐震基準で建てられた可能性が高く、石友リフォームサービスではまず専門家による耐震診断を実施しています。

地震対策


リフォームをする際に耐震改修も合わせて行うと、別々に工事を行うよりも安くなります。石友リフォームサービスでは、耐震リフォームの工事は全体・部分耐震共に耐震診断をもとに耐震補強計画を立てて見積りを作成しています。建物の建て方や構造によって内容・方法が異なりますので、当然リフォーム費用も建物ごとに異なってきます。


耐震リフォームには費用がかかりますが、富山県では耐震リフォーム費用に対する補助金制度を実施。最大100万円まで補助され、部分的・簡易的な改修も補助対象となります。北陸は特に補助金限度額が高く、全国的に見ても手厚い助成となっているようです。まずはお気軽にご相談ください!


▼耐震改修に関する補助金制度~耐震診断受付中
https://www.ishitomo-reform.co.jp/news/details_3629.html


▼全面改装リフォーム
https://www.ishitomo-reform.co.jp/plan/6.html



【石友リフォーム】富山での防災リフォーム施工事例


富山での防災リフォーム施工事例

▼サステナブルリフォーム補助金・富山市耐震補助金活用リフォーム事例
https://www.ishitomo-reform.co.jp/s_works/34.html


住み替えるかリフォームするかで悩んでいらっしゃいました。サステナブルリフォーム・耐震リフォームを提案することにより、使いやすさとともに新築同様の耐震性、断熱性を備え、長く安心して快適に住むことができる住まいに生まれ変わりました。


特に地震対策としては、1階全体を耐震補強し、お母様と夫婦の寝室を一階に配置することで、地震が起こった際にも身を守り、安全を確保しながら避難場所まで移動しやすいようにしています。


●基礎

増し打ち基礎 / 既存基礎にケミカルアンカーを打ち込みしっかりと鉄筋で緊結し、新しい基礎と一体化させます。

基礎

基礎

 


●耐力壁

(建物が地震や風に耐えるために必要な役割を担う壁)

※それぞれ壁倍率が変わる。


合板による耐力壁 / 構造用合板、金物を併用して耐力壁にします。

合板による耐力壁

合板による耐力壁


ダイライトによる耐力壁 / ダイライト、構造用金物を併用して耐力壁にします

ダイライトによる耐力壁


筋交いによる耐力壁 / 筋交い、構造用金物を併用して耐力壁にします。

筋交いによる耐力壁

筋交いによる耐力壁


●梁補強

柱を抜くために新しい梁を今の梁の下に入れ合板で抱合わせることで、太く頑丈にし柱を抜けるようにします。

梁補強


このリフォームで使用している補助金
・サステナブルリフォーム補助 172.5万円補助
・耐震補助金 100万円補助


▼知らないと損する?リフォーム支援補助金制度
https://www.ishitomo-reform.co.jp/news/details_3630.html


▼長期優良住宅化リフォーム推進事業
https://www.ishitomo-reform.co.jp/news/details_3370.html


掲載の実例では1階全体を耐震補強していますが、寝室や普段生活をしている部屋のみに耐震補強工事をしシェルター(避難所)化する工事も可能です。全体や1階全ての耐震補強に比べて、部分的な耐震リフォームは低コストですみます。しかし、補助金に関しては、満額補助は難しいかもしれません。施工方法によっては、工期自体も短くなります。


石友リフォームサービスのショールームには耐震工事をわかりやすくした模型等の展示もございます。今回ご紹介した以外の耐震リフォーム実例もたくさんあり、詳しくご紹介致します。ぜひお近くのショールームへお越しください。

リフォームショールーム


▼リフォームショールーム一覧
https://www.ishitomo-reform.co.jp/shop/



<まとめ>

家族の笑顔があふれる我が家

どんなリフォームをしようか考える時、まずは今のライフスタイルや価値観を紐解いて、未来の「理想の暮らし」を思い描くはずです。機能的でオシャレで、家族の笑顔があふれる我が家。しかし、ひとたび何か大きな災害が起きてしまったら・・・。


「あの時備えていたら」では遅いのです。


防災のためだけにリフォームをするのは難しい。だからこそ、リフォームのタイミングでいざという時に家族の命や財産を守り抜く住まいの性能を手に入れてしまいましょう。「住み心地」と「住まいの性能」は両方とも大事な要素。安心で快適な暮らしを支える住まいがあってこそ、未来の「理想の暮らし」が実現するはずです。


今なら国からの補助金や税制優遇のほか、自治体独自の支援制度などもあります。各制度には期限があり、石友リフォームサービスでは、それらの申請時期や条件を考慮しつつ、最大限活用できるプランをご提案。補助金や減税制度を利用できれば、費用を抑えつつ希望に沿ったリフォームが行いやすくなります。補助金に関しては申請総額が予算額を超過次第、募集終了するものもありますので、まずはお気軽にご相談ください!



最新のイベント


当社では体感ショールームにてイベントを定期的に開催しております。気になるリフォームの最新情報はもちろん、専門スタッフによる無料相談会も実施。ご相談・お見積は無料となっておりますので、ぜひお気軽にご参加ください。当社スタッフ一同心よりお待ちしております!


▼イベント情報はこちら
https://www.ishitomo-reform.co.jp/event/



石友リフォームサービス富山エリアの情報はこちら

https://www.ishitomo-reform.co.jp/toyama.html