リフォームコラム
必見!今どきの給湯器特集![Vol.927]

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2023.12.05

必見!今どきの給湯器特集![Vol.927]

こんにちは!
今回は、生活での必需品!給湯器のお話です。

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ガス・石油・電気をもとに動かす給湯器

日頃、寒さが身に染みてきましたよね。
私も、寒さに負けず毎日奮闘しております!


そんななか、生活の中心で、助けてもらっているのが、給湯器!
あたたかいお湯で、炊事や入浴をホッとさせていただいております。
今日は、その給湯器を特集したいと思います。

ガス給湯器 ガス給湯器


石油給湯器 石油給湯器


エコキュート エコキュート(電気系)



まず、代表的な給湯器ですが、3つのタイプがあります。
電源は3タイプ同様にあると思いますが、燃料の違いでガス石油電気が主なタイプです。


それらで、今の給湯器の流れを簡単にお話しすると、昔からあるのがガスと灯油で、この20年前ぐらいから普及してきたのが電気です。
かなりざっくりとお話しましたが、まだまだ新しいタイプのものが電気をつかうタイプです。



その特徴は?

電気でも、最初にスタートしたのが電気温水器です。


簡単にいうと、主に深夜電力をつかいおよそ8時間の給湯時間をかけて、お湯をつくります。使えるのは、そのあとなので1度に最大で550Lのお湯をつくることで1日のお湯をまかなうようにしています。
ランニングコストが、ガスや灯油と比べて約1/3なのが、魅力的でした。


そのあとでエコキュートが登場してきました。


熱源は、電気ですが、電気温水器との違いは、ランニングコストが電気温水器の約1/4という点です。かなりお得になってきました。
簡単に仕組みをお伝えすると、タンクにお湯をためて使うのは電気温水器と同じです。
その給湯能力は、最大460Lで、電気温水器より90L少ないです。


また、同じく深夜電力を使い、電気代を抑えられます。


大きな特徴は、電気温水器が電気を電熱線に通すことで発生する熱を水に伝えて給湯するのに対して、エコキュートは空気の熱を集めて利用することで、わずかな電気で効率よくお湯を沸かすエコロジーな給湯器です。この仕組みはヒートポンプと呼ばれ、エアコンでも使われているものです。効率の高いヒートポンプ式でお湯を沸かす仕組みなので、省エネで環境にやさしく、近年急速に普及が進む給湯器として注目されています。



今後新しくなる給湯器

昔からあるガス給湯器、石油給湯器とエコキュートの比較を紹介します。


ご存知だと思いますが、ガス給湯器、石油給湯器の大きな特徴は、イニシャルコストが電気系に比べれば断然安いです。
それと、燃料を燃焼させて水に熱を伝える仕組みなので寿命が約10年と限られています。ちなみに電気温水器で約15~18年、エコキュートで12年~15年、どのくらいで故障するか未定で、突然故障するのがほとんどです。
なので、共通点は突然壊れてしまうので、目安にした年数で、早めに買い替えを検討されると良いでしょう。


ちなみに、最近、主流になりつつあるエコキュートですが、12年で壊れるのと、15年で壊れるのでは、大きな差があります。できるなら、長く使えるようにするには、日ごろからの点検が必要かと思います。


主な作業としては、
〇配管の水漏れの点検
〇漏電遮断器が正常か否かの点検
〇逃し弁が正常か否かの点検   
※逃し弁:作られたお湯が膨張して増えてできあがるので、タンクの外に逃がすための小さい部品
〇タンクの汚れを取り除くために、タンク内の水を排水する
が、あります。


このような点検は、半年に一度やっておきましょう。


ここで、ガス給湯器や石油給湯器とエコキュートでどちらの方がお得かというと、イニシャルコスト+ランニングコストの数値でわかります。
具体的には、ケースによりますが約10年でガス給湯器や石油給湯器の数値より、エコキュートの数値が下回ります
なので、エコキュートが主流になりつつあります


これで便利でコストがかからないものが、エコキュートとわかってきましたが、さらに違った目的の給湯器が出てきましたので、ご紹介します。


「エネファーム」といって、都市ガスやLPガスから取り出した水素と空気中の酸素を化学反応させて、電気を作り出します。このときに発生する熱でお湯を沸かし、給湯などに利用できます。簡単にいうと、自分の家で電気をつくり、お湯も同時につくり出す家庭用燃料電池です。エネルギーを有効活用するので、省エネに大きく貢献します。具体的な内容は、
今回割愛させていただきますが、世界で2009年に販売をスタートしたエネファームは、普及台数は増え続けて、2023年3月に48万台に到達しています。


これらを参考にしてもらえたら幸いです。

エネファーム エネファーム



また、国からの補助金が出ました。
エコキュートの導入または入替で補助額が8万円/台10万円/台12万円/台、13万円/台と4パターンがある補助金です。他にもエコキュート導入と同時に蓄熱暖房機や電気温水器を撤去すると追加の補助が受けられます蓄熱暖房機の撤去で10万、電気温水器の撤去で5万の追加加算です。(上限2台まで)この機会に是非、利用することをお勧めします。(※高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金)


今回は生活の必需品、給湯器について、お話しました。
新たな形のものが進化していけば、また情報を発信していきたいと思います!

寒くなってきた今日この頃ですが、あたたかい入浴の時間が待ち遠しいですね!