バリアフリー
2024.05.23
こんにちは!
今回は「お家×便利な住宅設備!」の「バリアフリー商品」の第1回をお送りします。
バリアフリーとは、バリア(障害)をフリー(取り除く)という意味ですが、どのような身体能力になっても安心して暮らせる家にするということです。
そういう意味では断熱リフォームもバリアフリーと言えますが、その他にリフォームでできるバリアフリーがありますので、ここで何回かに分けてご紹介します!
皆さんもご経験があるかと思いますが、バランスを崩してしまったときは、頼りになるのが手すりです。
家の中では段差を超えるときや、姿勢を変えるときにバランスを崩してしまいがちです!
具体的には、
●玄関の上がり框(かまち)
*玄関かまち 手すり①単独
*玄関かまち 手すり②断片的
*玄関かまち 手すり③連続的
●階段
*別途写真あり
●掃き出し窓からの出入り
*掃き出し窓
●トイレの立ち座り
*トイレ・浴室・脱衣室 固定型手すり
*トイレ 固定型・移動型手すり
*トイレ 手すり I 型
*トイレ 手すりL字型
●浴槽に入る時のまたぎ
*浴室のまたぎ
などです。
特に「階段の手すり」は、2000年以降お家には法律で義務づけられています。
(新築・大規模な増改築工事をする場合、建築確認申請を受けてから、工事着手につながる。)
階段からの転落は思わぬ大けがにつながりますので、ついていない場合は早めの設置がお勧めです!
*手すりのない階段
*階段の手すり①
*階段の手すり②
身体の状態によっては、廊下や居室にも連続した横手すりが必要になることもありますが、横手すりなら特別な下地補強の工事をしなくても、柱などの構造材を利用して取り付ける方法があります。
*横手すり 連続的な設置例
不要な手すりはかえって邪魔になるので、連続手すりは必要になったときに設置するというスタンスで大丈夫です。
手すりの設置はもちろんですが、足を踏み外さないように階段の踏み板にノンスリップ(滑り止め)をつけたり、階段の色を周囲の床材よりも明るい色や濃い色などにして目立たせたるなどの
配慮も有効です。
*階段の踏み板にノンスリップ(滑り止め)① 踏み板の「明るい」色
*階段の踏み板にノンスリップ(滑り止め)② 踏み板の「濃い」色
転倒や転落によって骨折したことがきっかけで、歩行が困難になってしまう場合もあります。ちょっとの配慮で防げる事故も多いので、ご参考にしていただければと思います。
*築年数の古い階段例
*リフォームしたときの階段手すり取り付け例
今回は、安心した老後を迎えるためにやった方が良いリフォームとして「バリアフリー商品」の手すりについてお話しました。
まずは、身体能力の衰えに対する備えが必要です。
加齢によって筋力が弱まったり、疾病によって手足に障害が残ったりして、身体的な機能が衰えても安心して住み続けられる家にしようということです。
私も最近はバランスが悪くなってきたなと感じることがありますが、ちょっと姿勢を崩したときなど、とっさに手すりを握って転倒を防げたという経験がある方は多いと思います。
「備えあれば患いなし」と言われる通り、事前の準備が肝心なことかと思います!
ことが起きる前にまずはご相談されるといいかと思います。
石友リフォームサービスでは、具体的なお悩みにお応えして解決に向けてアドバイスさせていただいております。
お気軽にお問い合わせください。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。
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