耐震・断熱
2019.03.29
埼玉県川越市の国道16号線沿いにある石友リフォームサービス川越店です。
先日、木耐協(日本木造住宅耐震事業者協同組合)の耐震技術認定者の講習会に行ってきました。
10年前に初めて耐震技術認定者の講習会に参加したときから、既に問題提起されていた、1981年以降2000年以前の建物の耐震強度について、やっと国が思い腰を上げたという話がありました。
前回のコラムでグレーゾーンと表記した年代の建物です。
1985年以前の建物は言うまでもなく、1986年以降の建物も倒壊しています。
木耐協が阪神淡路大震災を契機に発足された組合の為、阪神淡路大震災で倒壊した家屋、倒壊しなかった家屋を調査、検証し、それを元に改定された耐震基準についての重要性を当時から訴えていました。
阪神淡路大震災が起きた1995年、私は陸上自衛隊に勤務しており、別任務ではありましたが、震災直後の三ノ宮~神戸周辺を見る機会がありました。
鉄道や道路は寸断され、高層ビルは傾き、木造家屋の多くは倒壊し、町は焼け野原…ウルトラマンの怪獣が暴れた後の町の様相でした。今でも覚えているのはその時の「無力感」です。
一時的に生き残った被災者を支援することはなんとかできても、地震の瞬間には何もしてあげられないという事。
木耐協で講習や研修を受けたことで、地震を止めることはできないが、地震によって命を落とす人を減らすことは出来るという意識が生まれ、前職では数多くの耐震診断・耐震補強を行ってきました。
家族を守るべき家が、家族の命を奪う凶器になってしまうのが大地震です。
私たちは平素からお客様の家をリフォームしていますが、リフォームに絡めて一緒にできる耐震補強もあります。というよりむしろ、リフォームをするのであれば併せて補強をするという意識があった方が、費用対効果も上がります。
ただ本格的な補強工事となると、多大な費用が掛かってしまいます。なるべく余分な費用をかけずに、より効率的に耐震強度を上げるということも出来なくはありません。
心配な方は、先ず、リフォームの相談に併せて、耐震診断をしてみるのが先決だと思います。考えていたリフォーム+αの補強で少しでも安心な住まいにする事は私たちの責務でもあると考えています。
屋根のリフォーム、外壁のリフォーム、内装のリフォーム、間取り変更のリフォームなどをお考えの方は、耐震補強を絡めやすいので、ぜひお気軽にご相談ください。
もうひとつ。中古戸建を購入して、リフォームしようとお考えの方。
不動産屋さんは耐震チェックはしてくれません。築浅物件であれば問題ないのですが、築20年以上の建物をご検討の方は、耐震診断・耐震補強をお奨めします。
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石友リフォームサービス川越店
埼玉県川越市脇田新町7-3
TEL:0120-495-905(通話無料)
関越自動車道、川越インターチェンジ を川越駅方面へ進み、
2個目の信号の「和食さと」さんの向かい。
国道16号線沿いで青と赤の看板が目印になります。
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