外壁屋根
2019.10.11
こんにちは!
石友リフォームサ-ビス越谷店の石浜です。
明日、台風19号が関東に上陸する恐れがあります。
勢力も強い為、甚大な被害になる事も予想されています。
台風対策の備えは大丈夫ですか?被害が少ないことを祈るばかりです。
近年、地震・台風などの自然災害で家屋の倒壊をニュ—スで見る機会が多くなりました。
家を自然災害から守るために、今回は屋根について考えたいと思います。
では、屋根の一般的な種類を説明いたします。
①陶器瓦
瓦の中で、最も一般的なのが陶器瓦です。
粘土で瓦の形を作ったあと、釉薬を塗布して高温で焼いて作ります。
お茶碗やお皿などの陶器を作る工程と同じですので「陶器瓦」と呼ばれます。
瓦自体のメンテナンスは必要ありませんが、高価で重量が重く駆体への負荷が大きい為、耐震性が下がります。
②スレート屋根
新築住宅で最も多い屋根材です。大手住宅メーカーでも多く使用されています。軽量の為、地震の揺れも軽減出来ますので耐震性が良くなります。
安価で種類も豊富ですが、耐用年数が短く、定期的なメンテナンスが必要です。
③アスファルトシングル
海外で一般的に普及している屋根材です。
素材本体は軽く、防水シートが仕上げ材となっているため、防水性が高いのが大きな特徴です。
安価で施工性が良いですが、強風で剥がれる事もあります。
④瓦棒 立平葺き
トタン屋根に多く用いられてきた瓦棒葺きです。
現在では「立平葺き」と呼ばれる工法が主流です。
瓦棒は、経年劣化で強風によりトタン屋根が飛散したり、めくれてしまう危険がありました。
立平葺きは芯木を使用せずに専用の固定キャップをはめ込むことで屋根材を固定する工法で、屋根のめくれを防ぎます。
⑤金属瓦(ガルバリウム)
ガルバリウム鋼板は、アルミニウム55%/亜鉛43.4%/シリコン1.6%で構成されてます。
錆に強く、高耐久性のため、メンテナンスもラクです。商品によっては30年の保証があるものもあります。
軽量の為建物の負荷が少なく耐震性も良いです。デメリットとしては断熱性・遮音性が低い事です。
屋根材の代表的な工法を簡単に説明しましたが、ご自宅の屋根はどれになりますか?
実は近年、金属屋根がシェアを伸ばしております。その背景には、地震による瓦屋根の崩壊・台風による瓦棒(トタン屋根)のめくれなど、自然災害による屋根の被害が多く見られます。
2016年熊本大地震、2019年の台風15号による暴風雨などの、相次ぐ自然災害。こうした状況を追い風に近年金属屋根が屋根材のシェアを伸ばしつつあります。
寿命を迎えたスレート屋根の上から金属屋根を重ねるリフォームが増えてきていることも考えられます。
スレ-ト瓦で築20年以上経過している場合、塗装ではなく金属屋根の施工をおススメ致します。
お客様にとって家は大事な資産です。
リフォームは、住まいを長く持たせるためにとても重要です。
イニシャルコストだけでなくライフサイクルコストの面からも考えたより良いプランが提案できます。
お気軽にご相談下さい。
越谷店スタッフ一同、心よりお待ちしております。
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