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2018.05.16
前回に引き続き、キッチンリフォームの際のストック品の収納(パントリー)についてです。
前回は、ストック品の収納箇所を設けるにあたり大切なことは、「取り出し易い」「目で見てパッとストック類や量が分かる」ということが大事ですというお話をさせて頂きましたが、なら具体的にどのような収納の仕方が良いの?という話になると思います。
キッチンスペースに余裕があるのであれば、ストック品を収める収納庫を設けるのは、全然難しいことではありません。収納庫に棚板を何枚か設置すればできることですから。
しかし、そこで気を付けなければならないことがあります。よく有りがちなのは、収納するものを事前に考えず、たくさんの量が入るように奥行きのある棚板を何枚も設置することがあります。
しかし、そうしてしまうとたくさんの量が収納できるようになりましたが、奥に何がはいっているか分からないという状況になります。そうなりますと、奥にあるものを取り出す際には、手前のものを一旦取り出して、奥のものを取り出すといった2度手間になり、使い易くするための収納庫が逆に使いづらいといったことになってしまいます。
ここで大切なことは、収納するものを事前に決めることで適正な奥行きの棚板を設置することです。大きなものを収納するのであれば棚板の奥行き深くし、小物を収納するのであれば奥行きを浅くするといったことが必要ではないかと思います。
一般にたくさんのものが入るからということで、棚板の奥行きを深くするということを安易にしてしまうと、せっかくの収納庫がちょっと使いづらくなってしまいます。
なので、下の写真のように用途に応じて棚板を設置し、取り出しやすくすると非常に便利です。
このような形にしますと、「たくさんの物が入らないのでは?」とお考えになるかもしれませんが、逆に取り出しづらいことや、棚板の奥で賞味期限切れ、また2重3重買いを防げることを考えますと、どちらが使い易いでしょうかということだと思います。
ストック収納の基本は「取り出しやすさ」と「目で見てパッとストック類や量が分かる」ということが大切ではないかと考えます。
様々なキッチンメーカーの商品については
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