その他・お役立ち情報
2024.04.03
こんにちは!
今回は「ひとつのこだわり☆」④、「使わなくなった店舗が大空間に変身!」をお届けいたします!
今回のケースは青果店、兼、日用品店というお店と住居の「併用住宅」です。長くご商売をされているということは、そこは「生活」の糧となっていて、いわば「生活の中心」になっていました。
つまりご主人や奥様は、その場所での滞在時間はもっとも長く、使用の仕方も独特です。
この使い道が終わるというのは「全く新しい生活ができて、新しい動線が生まれる」ということなので、人生の選択としては“新しい動線の選択”に結びつくと思われます。
以前、このコラムで「大空間に友人や知人を呼んで大勢で会合を楽しみたい!」という内容で書かせていただきました。
そのときに、それを実現するためには“空きスペースの有効活用“ということでお伝えしました。
今回は、
“使用してきたスペースを、使い道を変えて、ガラッと生活リズムを変える”
のもとで
“横の範囲“
をひろげていくイメージでの「大空間」が主役です。
この生活への移行を「大広間」への移行となり、「新しい動線の選択」につながります。
Before(1)
Before(2)
ここからは、間取りのお話しをします。
ざっくりと間取りをリフォーム前とリフォーム後で見てみたら、大きな違いはLDKが約2倍になっています。
これが「大空間」につながるのですが、それでは「使いやすい」という点ではハードルが上がります。
ですので、いかに動線を短くして「使いやすい」につなげるか?がポイントになります。
ここからは、間取り図の具体例をもとにご説明いたします。
(参考間取り図)
こちらはお客様の自宅と間取りが似ていて、具体的には❶、❷、❸のポイントがありました。
ここではLDK・畳ルーム・玄関の並びが一直線で、昼間の日射は季節に合わせて、「暑い!」夏場には「高い角度」からの日射なので「暑さ」を避けて、「寒い!」冬場は「低い角度」からの日射なので日差しを取り入れて「暖かさ」を取り入れる、自然に適した間取りとなります。
ここで「大空間」が現れますが、部屋の1辺は約3.6m(以前、お話しさせていただいた3,636mm)を守り、もう1辺は原則として長くとれる形で部屋をつくることを実現しています。
「南北」に長く、途中からは「東西」に広くなるように「かぎ型」になっていて、こちらの参考間取りの「畳コーナー」がスペースとしてとって、広い「LDK」になり「ゆったりくつろげる」空間になりました。
ここで初めて、“回遊動線”が現れました!
家の中で、動作の行き止まりがなく無駄な動きを「軽減」することで、ストレスも減らせることができます!
“回遊動線”と“大空間”の合体した「悠々自適」な間取りが、「新しい動線」のベースになっています!
今回のお話しは“大空間”がお家の正面の向きと関わって、そこから家の“中心あたり”を階段にすることで“回遊動線”が現れました。
その結果、ただただ広い空間だと“疲れやすい”が、“疲れにくい”動線を得られて、使いやすい「大空間」も手に入りました!
このような間取りの変更も、リフォームならではないかと思います!
第2のステージとしても「安らげる間取り」として、効果を発揮しているので参考にしていただけると幸いかと思います。
石友リフォームサービスは、数多くの施工事例で、参考になるようにご相談させていただきます。
お近くのお店に、是非いらしてください!
スタッフ一同、心よりお待ちしております。
❶南向きに配置!
❷南北に長く東西に途中から幅広いLDK
❸回遊動線(階段がお家の中心にある)
❹外部の写真
最新記事
記事カテゴリ
おすすめ記事
その他・お役立ち情報
吹き抜けを冬だけ塞ぐことは可能?リフォームで完全に塞ぐメリット・デメリットも解説[Vol.1036]
浴室・洗面・トイレ
お風呂の自動洗浄機能のメリット・デメリットは?人気の製品3つもご紹介![Vol.1035]
その他・お役立ち情報
サンルームで後悔しやすい5つのポイント!失敗を避けるにはどうすれば?[Vol.1033]
浴室・洗面・トイレ
洗面台を壁付水栓にするデメリットは?メリットや水栓選びで後悔しない3つのポイントも紹介[Vol.1032]
LDK
ビルトイン食洗機はフロントオープンとスライドオープンのどちらがおすすめ?メリット・デメリットを徹底比較![Vol.1031]